秋田県の概要

秋田県は東北地方の日本海沿岸に位置しています。奥羽山脈を隔てて東は岩手、南は山形と宮城、北は青森の各県と接し、西は日本海に面しています。


#秋田県の市町村

秋田県は、13市(秋田市・能代市・横手市・大館市・男鹿市・湯沢市・鹿角市・由利本荘市・潟上市・大仙市・北秋田市・にかほ市・仙北市)、9町(小坂町・藤里町・三種町・八峰町・五城目町・八郎潟町・井川町・美郷町・羽後町)、3村(上小阿仁村・大潟村・東成瀬村)で構成されています(2022年8月時点)。なお、県庁所在地は秋田市です。


#秋田県の面積

秋田県の面積は116万3752平方kmで、全国6位の広さです。


#秋田県の総人口と総世帯数

秋田県の総人口は93万3056人で、総世帯数は38万6343世帯です(2022年7月1日時点)。


#秋田県の気候

秋田県の気候は典型的な日本海気候です。冬期は降水日数が多くて北西の季節風が強く吹き、降雪量は沿岸部で少なく内陸部で多い傾向にあります。梅雨期の日照時間は太平洋側より多く、夏に冷害をもたらす「やませ」と呼ばれる冷たい気流は奥羽山脈に遮られ、県北の一部以外はほぼ影響を受けません。


#秋田県の主な産業

農業が中心の第一次産業の割合が高く、ブランド米「あきたこまち」で知られる米の生産量は常に全国上位を維持しています。野菜や果物は、キュウリ、じゅんさい、枝豆、ネギ、シイタケ、アスパラガス、メロン、スイカなどの栽培が盛んです。漁業では、タラ類や名産品のハタハタの水揚げが多くなっています。第2次産業では建設業の割合が高く、製造業の割合は低めです。なお、製造業では電子部品工場の集積化が進んでいて、電気機械分野が当県のリーディング産業となっています。第3次産業では、サービス業の割合が高く、卸・小売の割合がやや低い傾向にあります。冬期は降水日数が多くて北西の季節風が強く吹き、降雪量は沿岸部で少なく内陸部で多い傾向にあります。梅雨期の日照時間は太平洋側より多く、夏に冷害をもたらす「やませ」と呼ばれる冷たい気流は奥羽山脈に遮られ、県北の一部以外はほぼ影響を受けません。


秋田県の観光地やグルメ情報

秋田県では多くの観光地やグルメを堪能できます。ここでは、主な観光地とグルメに関する情報を紹介します。


まずは、角館の武家屋敷です。江戸時代の城下町の名残が漂う角館は「みちのくの小京都」と呼ばれています。その一角にある武家屋敷は、当時の武家たちの暮らしぶりを感じながら、四季折々の景色の中でゆったりと散策が楽しめる大人に人気のスポットです。

十和田湖は秋田県と青森県にまたがる日本有数のカルデラ湖のひとつです。複数の散策路が整備されているため、ルートによってそれぞれ異なる風景が楽しめます。また、遊覧船めぐりやカヌーツアーなども用意されています。

他にも、中島台・獅子ヶ鼻湿原があります。 秋田県と山形県にまたがる鳥海山の北西山麓に広がる湿原湧水群(約26ha)で、個性的な姿をしたブナ群や樹齢300年といわれる巨樹を観察できます。


秋田県はグルメに関しても魅力が満載です。当県では古くから伝わる郷土料理と、新たに創造されたご当地メニューが共存しています。郷土料理で有名なのは、きりたんぽ鍋、稲庭うどん、いぶりがっこです。また、主なご当地メニューには、横手やきそば、バター餅、ババヘラアイスが挙げられます。



データから見る秋田県の暮らしやすさとは?

秋田県への移住を考える際に気になるのは当地の暮らしやすさです。総務省統計局による「住宅及び世帯に関する基本集計(平成30年)」によると、秋田県の持ち家住宅率は1位(77.3%)で、居住室の広さでは2位(51.26畳)となっています。また、1カ月あたりの家賃・間代は3番目に低いという結果が出ています。職住近接が一般的なため、総務省の「平成28年社会生活基本調査結果」によると、通勤時間の短さは全国2位です。防災対策に力を入れる「災害に強い県」としても知られ、民間企業による「安全安心なまちランキング(令和3年)」では全国1位に輝いています。