ご当地紹介：第3回大分ってこんなところ | 工場求人のジョブペーパー｜工場・製造業・寮費無料の求人ならワールドインテック公式

大分県の基本情報あれこれ！

大分県の人口は1960年代から1970年頃にかけて減少を続けていましたが、その後1980年代は増加に転じました。1990年代から2000年以降は再び緩やかに減少しており、2019年7月時点では約114.0万人です。

鉄道路線はJR日豊本線が県北部から県庁所在地である大分市を通って県東部の海岸線沿いを南下しており、北九州方面や宮崎方面へアクセスできます。また、大分駅からは福岡方面に久大本線、熊本方面に豊肥本線が通っています。

道路事情としては県を南北に縦断する東九州自動車道や東西に横断する大分自動車道をはじめとした主要国道も通り、鉄道はもちろん自家用車でも周辺各県へのアクセスには問題ありません。

温泉の流出量や源泉数日本一を誇る大分県

「日本一のおんせん県おおいた」というキャッチフレーズで観光に力を入れているように、大分県は温泉が豊富な県として全国的に有名です。

温泉湧出量と源泉数はともに日本一を誇り、県内各地に温泉地が点在しています。なかでも別府温泉と湯布院は全国的にも名を知らない人がいないくらい代表的な温泉地です。

大分県の温泉は場所によって泉質が異なり、バラエティーに富んでいます。それに加えて、山間部の豊かな緑に囲まれたロケーションや別府湾の眺めを臨める場所など、温泉地の環境もさまざまです。景色のいい露天風呂に入ったり、歴史のあるお湯を楽しんだりなど、いろいろな楽しみ方ができるため、飽きることがありません。泉質の違いも含めて、お気に入りの温泉を探す楽しみもあるでしょう。

海の幸も山の幸にも恵まれた大分県

海に面したエリアではさまざまな海の幸が味わえるスポットが多く、たとえば大分市の佐賀関では関サバや関アジが有名です。大分県の佐賀関と愛媛県の佐多岬の間の豊予海峡では、サバやアジは急流に耐えて育つため、脂がのっていながらも身が引き締まっているといわれています。

また、豊前海沿いの中津市ではハモ料理、大分市や臼杵市周辺ではふぐ料理、国東半島の沖に浮かぶ姫島では車エビが特産品です。

ほかにも、豊後牛や由布市庄内町の梨、臼杵市や竹田市のかぼすなど各地に多彩な農産物があるうえ、県内全域で生産されている乾しいたけは日本一の生産量を誇っています。

庶民に愛されているグルメとしては、県全体で「とり天」が有名です。

鶏肉に衣をつけて揚げたもので、ポン酢や練り辛子で食べます。大分県民ならば知らない人はいないぐらい親しまれているご当地グルメで、家庭はもちろん、県内の飲食店や居酒屋でも定番のメニューです。

また、県北の中津市や宇佐市ではからあげ専門店も多く、各店舗独自の味付けでそれぞれ人気があります。

海の自然から冬スキーができる山の自然まで多彩で豊かな環境

大分県の北側は周防灘に面し、東側には伊予灘や豊後水道に面しているなど、海の豊かな自然があります。九州では北東部に位置しているため夕陽が見える海岸はほとんどないものの、そのなかで豊後高田市の真玉海岸は「日本の夕陽百選」にも選出されるほど、夕陽が美しく見えるスポットとして有名です。県南東部の日豊海岸エリアでは、複雑に入り組んだリアス式海岸の眺めが広がっています。

大分県内には阿蘇山の噴火によって形作られた珍しい地形が多く、渓谷や滝など川の自然も豊富です。

たとえば、豊後大野市には東洋のナイアガラと称される「原尻の滝」や室町時代の画家・雪舟も描いたといわれる「沈堕の滝」、二層の火砕流が重なってできたといわれる「岩戸の景観」などもあります。

また、内陸には九重連山の山並みがあり、久住高原の自然の中で散策をしたり、九州でも最大規模を誇る九重森林公園スキー場で冬スキーを楽しんだりすることもできます。